チーズはどこへ消えた(6)
チーズはどこへ消えた スペンサー ジョンソン (著), 門田 美鈴 (翻訳) 扶桑社
毎年この本をネタに書いている。
この物語に登場するのは2人の小人ヘム、ホーと2匹の鼠スニッフ、スカリー。チーズがなくなった場面で、こんな件がある。
ホーが提案した。「もうあれこれ事態を分析するのはやめて、見切りをつけて新しいチーズをみつけたほうがいいと思うんだ」
「だめだ」ヘムは言い張った。「なんとしても真相を究明するんだ」
状況が大きく変わっているときに、真相究明にこだわっても、真相は分からないことはある。ましてや、有効な対策が打てないことは多い。
小人と鼠は生まれつき違う。でも、いつでも歩き始められるようにスニーカーを履いておくことはできる。年を取ったことはスニーカーを脱ぐ言い訳にはならない。
↑きっと正しいと思う。
- チーズはどこへ消えた(5)(2019/04/04)
- チーズはどこへ消えた(4)(2017/09/26)
- チーズはどこへ消えた(3)(2016/03/03)
- チーズはどこへ消えた(2) (2015/02/20)
- チーズはどこへ消えた (2013/12/10)
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