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2020年8月10日 (月)

お買い得な人材

私は”お買い得な人材”でしょうか?
(https://note.com/shimada10708/n/nf8e9c2c53abb)

 終身雇用、年功序列の組織にいると自分自身の市場価値に無頓着になるものだ。
無頓着でも日々の仕事はあるし職を失うこともない。これまでは、それで定年まで変わらず働くことができた。ところが、若い人たちは定年を想像することができない時代になってきた。定年どころか、存在意義の変化も速くなってきた。この事実を受け止められる人は、自分自身の市場価値を考えるようになるのだろう。

 ところで、

何かの本で「存在感」についての説明を読んだことがある。

「存在感」とはサービスに対して支払う正当な対価と実際に支払う対価の差

らしい。つまり、「お値段以上」の存在だ。

 終身雇用、年功序列の組織では、若い間は能力に対して報酬が低い。そして、能力とは無関係に勤務年数に従って報酬が高くなるから、歳を取ると能力に対して報酬が高くなる。

 つまり、若い間は存在感があり、歳をとってから存在感がなくなる。

 歳をとってから存在感を保とうとするならば能力を上げ続けなければならない。しかし、歳をとってからは報酬の上昇以上に能力を向上させるのは簡単ではない。

 だから、若い間に能力を向上させる方法を獲得しておかなければならない。

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 歳をとって転職しようとしたら苦戦した。市場価値が低下していることに気が付かなかった。いや、認めることができなかったのかもしれない。


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