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2020年12月

2020年12月31日 (木)

2020年総括 <まあまあかな>

2020年の目標

  • 新しいことを始めよう

だった。

 昨年の年末には転職する決心をしていたので目標は一つだけだった。
次の職が見つかるか心配だったのだが、運良く職が見つかったので新しいことが始まった。

〇 60歳を目前に転職して分かったこと

能力の前に年齢で判断される

 「年寄りは使えない」は暗黙の了解のようだ。しかし、年寄には年寄りの意地があるよなぁ。

マネジメント経験は重要

 経歴書に書けるマネジメント経験は、人数とか売り上げなど目に見える数値(管理業務の経験?)だ。しかし、転職して役に立っていることは、履歴書に書けないマネジメント経験(暗黙知)だと思う。 職場の問題をちょっとだけ抽象化すれば、経験したことだったりする。転職して一兵卒になったので問題解決を主動することはないのだが、マネージャは大変だろうなと思いながら見ている。

どの能力が評価されるかわからない

 転職の経験がなかったこともあるが、自分のどの能力が評価されるかわからない。
自信がある能力が評価されなかったり、誰でもできることと思っていたことが評価されたりだ。自分で自分を客観的に評価するのは無理だということが分かった。 職場以外の人、異業種の人との交流が重要だと思う。

反省は

 アウトプットが減ったこと。
前職と比べて通勤時間が短くなったのは良いけれど乗車時間が短くなったので、本が読めなくなって、考えたことを書く時間が減った。このblogへの投稿も減ってしまった。 新しいことを習得するために余裕がなくなっていたのだろう。来年は余裕を取り戻そう。
秋葉にも寄れなくなってしまった。;_;)

総括

 2020年を総括すると「まあまあ」かな。
無職で年越ししなくてよかったとしみじみ思う。


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2020年12月21日 (月)

即戦力人材より貴重な人材

★即戦力人材より貴重な人材は暗黙知を形式知にできる人

 転職して3月、1人で客先に行く事が多くなった。 半年前に入社した人は、研修期間1か月だったらしい。

 仕事に必要な要素が知識、技能、ノウハウだとすると。それぞれ必要なレベルに達するまで研修や訓練が必要になる。

 知識+技能+ノウハウ(コツ、暗黙知)

知識
 知識はマニュアルやFAQなどで補うことができる。ICTを活用すると効果的だ。

技能
 技能は一定の時間がかかる。身体的な要素が大きいから理解できてもできない。練習や訓練が必要だ。 かけ算の理屈はわかっても九九がスラスラ言えるようになるには練習が必要なのと同じだ。

ノウハウや暗黙知
 ノウハウや暗黙知の習得には経験が必要だ。 言葉にならないノウハウや暗黙知をを獲得するには、体験から学ぶしか方法は無いから。

即戦力人材
 即戦力人材を見つけるには、知識と技能とノウハウを持った人を探せばよいが、そう簡単には見つからない。 同業他社からスカウトするのが簡単そうだが、現状以上の待遇が必要だろう。 現状と同じか現状以下でスカウトすると長く続かないのではないだろうか? 政府がIT関連の施策で民間人登用と称して待遇を考慮せず公募しているのをよく目にするが、長くは続かないと思う。

そう、多くの人が、即戦力人材はニホンカワウソと同じだと知っているのに、探しているのだ。

早期戦力化人材
 しかし、早期戦力化できる人材はニホンカワウソより沢山いる。 知識を習得する速さ、技能を習得する速さ、暗黙知を獲得する速さが速い人は早期戦力化しやすい。
 知識を習得する速さは、学校などの成績(偏差値)や資格が指標になるだろう。
 技能を習得する速さは競技経験(体育会系)や芸事経験が指標になるかもしれない。

 知識や技能の習得には適性(センスの良し悪し)がある。
センスの良い人は、知識の習得が速かったり、技能の習得が速かったりする。 往々にして、センスの良い人は、習得方法を言語化しなくても習得できるから、暗黙知を形式知にするのが苦手だ。 だから、自分を超える後進を育てることができない。

暗黙知を形式知にする能力
 注目すべきは、知識や技能を習得した経験を言語化できること、つまり言葉で説明できることは重要だ。暗黙知を形式知にすることができる。

結論
 即戦力人材より貴重な人材は暗黙知を形式知にできる人、暗黙知を獲得する速さが早い人だと思う。


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2020年12月18日 (金)

スマホの近接センサー <保護フィルムに注意>

 最近、ガラケー、iPhone、androidsと携帯を3台持ち歩いている。

 このandroidで通話すると通話終了後画面が表示されずタッチパネルにも反応しなくなった。 画面は表示されていないが動作はしているようで電源ボタンには反応している。 仕方がないので通話終了後毎回、電源+音量ボタン長押しで再起動している。

 通話する機会が増えて、さすがに不便なので、修理に出そうかと思ったが、同じ症状の人はいないか調べてみた。 すると、この不具合は結構あるようだ。 原因は近接センサーの誤検知らしい。

 通話時、スマホを耳に付けた際に画面表示を消すために近接センサーを使用しているらしい。 通話が終わってスマホを耳から離したら画面表示は復旧するはずだが、近接センサーが誤検知して画面表示を消したままになるのが原因らしい。

 対策はディスプレイの保護フィルムを剥がすというもの。 近接センサーを保護フィルムで覆うと誤検知するらしい。

Digno4

ならば、近接センサーの部分を切り取れば良いじゃないかと、はさみで切ってみた。

Digno3

この保護フィルムはガラスだった。;_;)

ガラスははさみでは切れないということが分かった。

 近接センサーの位置に穴が開いている保護フィルムに換えたら、 通話後ちゃんと画面表示するようになった。

Digno1

めでたし、めでたし。

それにしても、このスマホ使い始めて3か月だけどようやく気が付くとは...


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2020年12月 7日 (月)

定年後も働きたい。

定年後も働きたい。 人生100年時代の仕事の考え方と見つけ方 松本すみ子 ディスカヴァー・トゥエンティワン

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人生100年時代という言葉がよく聞かれるようになった。来年から人生100年時代になるわけではないとはいえ、60歳のオジサンの平均余命は22.84年だ。60歳の定年後5年再雇用で働くと18年くらい隠居生活が待っている。18年は結構長い。定年が5年延びても素直に喜べない。

 先輩たちのような生き方はもうできなくから、生き方を変えなくてはならない。そのためには、まず、オジサンが意識を変えなくてはならないのだろう。

 松本すみ子氏は、

  • 長寿とは、何もしない時間が長くなることではなく、社会のために生きる時間が長くなること。
  • 働きたければ、再雇用だけを当てにせず、自分から動くことが大切。
  • 自分の経験と知恵を生かせる職場や環境を探そう。
  • 即戦力として自分自身を生かせる機会を探そう。
  • 定年後の生き方が定まっていないなら、むやみに焦らず、悩む時間を意識的に作ろう。
  • ただし、考える期間はせいぜい半年から1年に。それなりに悩んだら、まずは動いてみて、そこから軌道修正していこう。

とおっしゃる。

 この本では触れてないのだが、ローンはとても重要だ。50歳を過ぎて、あるいは60歳を過ぎてから、真剣に次の仕事を考えようとした時にローン残額の制約は大きい。

 35年の住宅ローンを組んでいると60歳で返済が残っていることが多く、退職金で一括返済すると老後の資金が足りなくなるので、次の仕事を選ぶ時に、収入で選んでしまう。 いきなり収入が1/3になるとローンが支払えなくなるから、働かないおじさんと言われようが妖精オジサンといわれても我慢してしまう。

 一番の問題は、35年ローンを組むのが30代~40代の定年ははるか先と思っている世代だ。 そして、定年が現実味を帯びてきたときには手遅れになっている。

閑話休題

 60歳で定年して65歳まで働くとしたら、5年再雇用で働くほうが収入は多くなるだろう。 しかし、70歳まで働くとしたら、65歳で再雇用が終わったときの市場価値を考えなくてはならないだろう。

 まあ、今時だから、5年先のことなんてわからないんだけどね。


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