5G/IoT展
通信・放送Week 2022とCONTENT Tokyo 2022に行ってきた
ビッグサイトの西館と東館を行ったり来たりするのは大変だから、午前と午後に分けて回った。
★5G/IoT展
5Gブームも一段落したのか、こじんまり感がある。映像関係の会社はCONTENT Tokyoに出店していたのかもしれない。
デバイス事業に新規参入するのは大変だけど、他業界からの参入している例があった。
◯日本電気硝子
FPDの大手らしい。業界の人しか知らないよね。
パッシブレピータを出品していた。壁の外側と内側に設置したガラス製電波レンズを導波管で接続するもの。
◯大日本印刷
5Gミリ波の反射板特定の周波数帯だけ反射して、ビームを設定できるらしい。
表面から
- デザインカバー層
- 反射方向制御層
- 周波数選択反射層
の3層構造らしい。
周波数が高くなって波長が短くなると、微細加工技術が必要になってくるけれど、逆に手頃な大きさになって参入できるのだろう。
日本電気硝子も大日本印刷の製品も、5Gの不感地帯対策だ。特にミリ波は回り込みが期待できないので、レピーターが必要になる。
能動素子を使うと電力が必要だ。しかも、送信機、受信機製造は一朝一夕に参入できないだろう。
しかし、パッシブレピーターや反射板は電力不要だから設置範囲が広がるし、企業の得意分野で参入できる。
◯NEC ネッツアイ
IP無線アプリ SkyTransceiver
スマホを使って1:NでPPT通信ができるアプリ。
この手のアプリは、昔からあるけど遅延が大きかったが、今そうでもないらしい。
5Gには関係ないのだけれど
◯山小電気
地震検知ブレーカー
揺れを検知すると、一定時間経過後ブレーカを落とす。
大きな地震が発生たときに避難したあとに自動的にブレーカがOFFになる。電力会社が通電したときの火災を防ぐことができる。
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