ソニーの高機能集音器SMR-10を買った。
- 高価・高機能
- 集音器として使えなかったら、最低ワイヤレス・スピーカーとして使える
- 家電が苦手な人にはサポートが必要(高齢の親にぽんと渡して使うのは難しい)
集音器
「補聴器」は医療用品なので「集音器」として売っている。
医療用の補聴器は高価だ。ふらりと眼鏡屋さんに行って試聴しようと思ったら、検査が必要らしく面倒なので止めたことがある。。
集音器は専門家による検査も調整もない代わりに医療機器としての法規制を受けないので安い。
価格
その中にあってこの商品は高価な部類だ。2018/3/27現在で、ソニーストアでは34,880円、Amazone最安は31,852円、楽天の最安は32,738円。


高価なだけあって、 シーンに合わせて雑音を抑える機能や自分の声をキャンセルする機能、テレビの音声を無線で伝送するテレビ用スピーカー機能がある。
しかし、試用しないで通販で買うにはちょっと高すぎる気もする。
難聴の母のために買ったのだが、母が使わないなら自分で使おうと思いポチった。ずいぶん前から耳鳴りがして小さな声が聞き取り難くなっている。最悪、テレビ用ワイヤレス・スピーカとしても使えるだろう。
設定・操作
取説は超簡単というか最低限の説明しか書いていない。調整は音声ガイドに従って操作しろということらしいが、 難聴+高齢の母には難しいようだ。
そもそも、音声ガイドが聞こえるようにしなければ始まらない。
かといって、他人が設定しようにも聴こえ方が違うので設定できないし、音声ガイドは外には聞こえないのでアドバイスもできない。
左側に音量UP/DOWNボタン、UP側にポッチがある。右側に電源ボタンとモードスイッチ。
モードは集音/テレビ(イヤホン)/テレビ(耳元スピーカー)


手探りで操作しなければならない。高齢の母は3段階のモード切り替えに戸惑っていた。
イヤホンには「R」「L」ではなく「右」「左」の表示がある。年寄に優しい。
とりあえず母には会話ができる程度に使えるようになるまでデフォルトで使てもらった。
そして、アドバイスできるように一通りガイドに従って操作してから、母に設定してもらった。
使用感
母の難聴はこの製品が想定している程度(軽~中)より重度だろう。一人で暮らしているときはテレビの音量をかなり上げていたので、家族と一緒にテレビを見ているときには音声は聞こえてなかった。
この製品のテレビ用スピーカー機能で今まで聞こえなかったテレビの音声が聞こえるようになったり、不自由ながらも会話できるようになったので効果はあったようだ。
もう少し使ってみて使い心地を聞いてみよう。
会話が増えると良いのだが。
###
SMR-10は充電台が送信器になっている。 Bluetoothイヤホン買ってきたら使えるんじゃないだろうか?


【最近の投稿】【2017の投稿】【2016の投稿】【2015の投稿】
最近のコメント