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kobo

2015年1月25日 (日)

PCからkoboにログイン(2) kobo+SoftAP+OpenDHCPserver

koboとPCを接続する場合、

  • koboはインターネットに接続できなければならない
  • koboはネットワークの設定(IP,G/W,DNS)ができない
  • SoftAPのDHCP機能ではDNSを指定できない

ということが分かった。  PCからkoboにログイン(1) (2015/01/19)

 ということで、DNSを指定できるDHCPサーバをSoptAPにするPC上で動作させると解決しそうだ。

 SoftAPのDHCPサーバは「ワイヤレス ネットワーク 2」の設定でIPアドレスを19.168.137/24 以外に設定することで動作しなくなるので、SoftAPのアドレスを192.168.138.1にして別にDHCPサーバを用意することにした。

 PCで動くDHCPサーバを探すとSourceForgeでOpenDHCPserverを見つけた。

 設定は、OpenDHCPserverがインストールされたディレクトリにあるOpenDHCPServer.iniを編集する。説明は同じディ
レクトリにあるOpenDHCPServerManual.pdfがある。DHCPの知識があればOpenDHCPServer.iniのコメントを見な
がら設定した方が手っ取り早いかも。

SoftAPにしているPCでOpenDHCPserverを動かすとあっさり接続できた。

Opendhcpstart

↑赤枠の部分

DHCPDISCOVER for 70:25:59:49:04:xx () from interface 192.168.138.1 received
Host 70:25:59:49:04:xx (Host702559490420) offered 192.168.138.101
DHCPREQUEST for 70:25:59:49:04:xx () from interface 192.168.138.1 received
Host 70:25:59:49:04:xx (Host702559490420) allotted 192.168.138.101 for 360 secon
ds

70:25:59:49:04:xxがkoboのMACアドレスで、192.168.138.1(SoftAP)経由でDHCPDISCOVERが来て192.168.138.101を割り当てたことが分かる。

koboではIPアドレスを確認できないのでiPhoneで接続して確認。

Opendhcpip

 DNSサーバのアドレス192.168.11.1を貰っているので名前解決できるようになった。

koboは放っておくとスリープしてしまうので、Wifiが生きていることを確認してtelnetで接続するとちゃんと接続できた。めでたしめでたし。

2015年1月19日 (月)

PCからkoboにログイン(1) kobo+SoftAP+OpenDHCPserver

 koboはCWFに変えたのでtelnetでログインできるようにしてある。ところがkoboはネットワークの設定ができない。

 koboにIPアドレスが振られるのはkoboがAPに接続したときだけでなので、PCからkoboにログインしようとすると、koboとPCをWifi経由で同じAPに接続しなければならない。

 AP経由でなくkoboとPCだけで接続できないか考えてみた。

 Windows7からVirtual wifi(SoftAP)機能が提供されていて、PCをWifiルータにすることができる。方法は「SoftAP」でぐぐるとたくさん見つけることができる。

 こんなbatファイルを作って管理者権限で実行するとAP化できる。

@ECHO off
IF _%1 == _ goto HELP
IF /I _%1 == _STOP goto STOP

netsh wlan set hostednetwork mode=allow ssid=myap key=%1 keyusage=temporary
netsh wlan start hostednetwork
goto STATUS

:STOP
netsh wlan stop hostednetwork
goto STATUS

:HELP
echo "usage:wlan.bat {stop | key}" 

:STATUS
netsh wlan show hostednetwork

:END

 SoftAPを設定すると「ワイヤレス ネットワーク接続 2」というネットワーク・アダプタが現れる。

Wierlessnetwork2

 このアダプタのIPアドレスは192.168.137.1/24でDHCPとDNS機能があるので、wifi機器でSoftAPで設定したSSIDを見つけると簡単にネットに接続(逆テザリング)できる。

Wierlessnetwork22

 娘のお古でもらったiPhone4は3Gの契約が切れていてkoboと同じ問題があるので、iPhone4とPCを使ってSoftAPを試したら簡単にネットに接続できた。

 koboも簡単に繋がるだろうと、koboの[設定]→[ネットワークへの接続]からSoftAPを探して接続すると、APには接続できるようだが「ネットワークに接続できません」と表示される。

Koboconnect

 どうやら、koboのAPに接続したときにkoboサーバに接続できないと「ネットワークに接続できません」になるらしい。つまり、APには接続できるが、ネットには接続できない状態になっている。

 iPhone4はできたのに??と思い、iPhone4のIPアドレスを調べてみると、ちゃんとIPアドレス、ゲートウェイ・アドレス(ルータ)、DNSアドレスをDHCPでもらっている。

Iphoneconnect

 SoftAPのDHCPで振られるDNSアドレスは 192.168.137.1だ。調べてみると、SoftAPでは同じAPに接続されたクライアントは windows\system32\drivers\etc\hosts.icsに自動的に追加されていて、SoftAPのDNS機能は、hosts.icsベースで名前解決しているらしく、キャッシュサーバーではないようだ。

 つまり、同じSoftAPに接続したデバイス同士は通信できるが、その他は名前解決ができないのでインターネットに接続できない。 orz
(iPhone4で試したときには、手動でDNSアドレスを変更したのを忘れていた。(^^ゝ)

つづく

2014年12月 8日 (月)

Kindleストア年末年始セール

 Kindleストアで年末年始セールをやってることを知った。最大97%オフというけど、安い本は僅かだろうと思ったのだが覗いてみると結構安い。

 でも、楽天Koboを使っているので、Kindle版を買っても読めない。

 Kindle for PC(いきなりインストーラがDLされる)があるけど、日本のKindleストアから買った本は読めないらしい。Kindle for Androidはあるので、Androidエミュレータ上でKindleアプリを動かすのは誰でも思い付く。

 google先生に聞いてみるとBlueStacksでKindleを読む解説がたくさんある。ということでやってみた。

 BlueStacksは(http://www.bluestacks.com/)からDLできる。

 BlueStacksを起動後Google PlayでKindleを検索してインストールする。

Bluestackskindle

Kindleアプリを起動すると。

Bluestackskindle2m

あなたの仕事に革命を起こす!「しないことリスト」 中島孝志 \100
ソニーをダメにした「普通」という病 横田宏信 \75
ビジネス大学30分 ファシリテーション 山崎 将志, ライトワークス \245

だった。

よかったら「hontoで電子書籍を購入(2014/8/29)」と同じ方法でKoboに持ってこよう。

2014年4月21日 (月)

kobo(3)

kobo aura用のCFWが公開さていたので、アップデートしてみた。

  • 自動本棚機能
  • cbzのページ送り補正
  • cbzの書名、著者名補正
  • テンプレ本のフォント設定
  • passlock-131026の動作
  • サスペンド画面、電源オフ画面の差し替え

ができるようになるらしい。

 公式FWは3.1.1が必要だというので、とりあえず公式FWをここからDLしてアップデート。
Fw311

 kobo aura用のCFW(kobo aura 6向けCFWのα版)をDLしてここを参考にして導入する。

 最近は公式FWも良くなっているのでCFWをイントールして感動するほどの改善はないのだが、telnetとFTPが使えるようになるのがうれしい。
ログインしてみた。
Shell

2013年12月24日 (火)

kobo(2)

 kobo aura 分解写真が公開されていた。内蔵ストレージはkobo touch/gloのようにSDカードでなくeMMC(SDIN7DP2-4G)が載っているので増やすことはできない。普通の使い方なら外部SDが使えるので問題ないけど。

 koboはLinuxベースらしく、内蔵ストレージのルートにkoboRoot.tgzを措いておくと、リセット直後このtgzを展開してシステムを上書きするらしい。なんと豪快な...

 kobo touchはrcスクリプトを追加してtelnetやftpでアクセスできるようになるらしい。アプリを作る事もできるようだ。

 まず、バックアップを取っておきたいのだが、内臓ストレージはSDカードではないので簡単に取れそうにない。kobo touch/glo用のバックアップツールでバックアップが取れるのだろうか。

「可能性はある」と書いてある。それとも分解してシリアルを探すか。

2013年12月18日 (水)

kobo aura

電子ブックリーダを買った。

Kobo3

 「本が多すぎ!!」と毎年家庭内争議が勃発するので。
Photo

  Kindle Paperwhiteにしようかと思っていたのだが、調べて見ると外部メモリカードが使えないのでkobo auraにした。
kobo auraはちょっと高価だが予約期間中は閉じると自動的にスリープモードになるカバー(\2,980)と1,280ポイント還元だ。

Kobo1

 決め手は連続駆動時間が8週というところ。読みたいときに電池がなくなっていると悲しいので。

 最初に買った本は「理科系の作文技術」。当然ちゃんと読めるがスキャンイメージらしく検索ができない。
 青空文庫から「学問のすすめ」をDLしてePubに変換するとちゃんと読める。これも当然。
 トラ技が読みたかったのでPDFのままkoboに送ってみると読めるけど文字が小さい。娘は読めるようだけれど。おやじのくたびれた目では、B5のトラ技は6インチのディスプレイ(758x1014)では無理なようだ。

 「やる気の構造」がPDFで公開されていたので、Calibre2でePubに変換してみた。
Calibre2にはkobo aura用の出力プロファイルがないのかPDF→ePubに変換するとkobo touch用の解像度(600x800)で出力されるのか文字が小さくて読めない。

 それではと、出力デバイスをSONY reader T3(758x934)にしてみるとちょうど良い大きさになるが1頁毎に空白の頁が入る。

 PDF→CBZ→ePubで変換して電車で読もうとしたらちょっと小いさい。スキャンした際に文字が痩せたのか読みづらいので拡大しようとしたら拡大できない。

 結局、PDF→CBZで読んでいる。もっとスマートな方法は無いものか。